こんにちは!「Wi-Fi 6対応」って書いてあるけど、何が変わったの?と思っていませんか?
若手社会人日記です。
スマホやルーターを買い替えようとしたとき、「Wi-Fi 6対応」という文字を見て「なんか新しそう」と感じつつも、「で、実際何が違うの?」と止まってしまった経験はありませんか?
私もつい半年前まで、正直よくわかっていませんでした。きっかけは業務自動化のためにPythonを独学しているなかで、家のWi-Fi環境を整えようと思い立ったこと。「どうせルーターを買うなら今どきのを」と思って調べ始めたら、規格の歴史から通信の仕組みまで思いのほか面白くて、気づいたら数時間調べ込んでいました😅
今回はそのときに学んだ「Wi-Fi 6が速くなる理由」を、なるべく難しくなりすぎないようにまとめます。技術の話ですが、図解感覚で読み進められるよう意識して書きます。
まず整理:Wi-Fiの「数字」は何を表しているのか
Wi-Fiの規格は、もともと「IEEE 802.11ax」のような専門的な名前で呼ばれていました。ただ、これだと一般の人にはわかりにくいということで、2018年以降は世代ごとに「Wi-Fi 4」「Wi-Fi 5」「Wi-Fi 6」という番号がつけられるようになりました。
簡単に言うと、こういう対応関係です。
-
Wi-Fi 4(IEEE 802.11n):2009年頃に普及した規格。最大理論値600Mbps程度
-
Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac):2013年頃。最大理論値6.9Gbps。スマホやノートPCで長く使われた規格
-
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax):2019年頃〜。最大理論値9.6Gbps。現在の主流
-
Wi-Fi 6E:Wi-Fi 6の拡張版。6GHz帯を追加で使えるようになったもの
「最大理論値」という言葉が出てきましたが、実際の速度はこの数字には届きません。あくまで「設計上の上限値」です。重要なのは、数字の大きさよりも「どういう仕組みで速くなったか」の部分です。
Wi-Fi 6が速くなる理由①:OFDMA という「同時乗車」の仕組み
Wi-Fi 5までの通信は、乱暴に言うと「1台ずつバスに乗る」イメージでした。複数のデバイスが同時にデータを送ろうとすると、順番待ちが発生してしまいます。家にスマホ・PC・タブレット・スマートTV・スマート家電が何台も繋がっている状態では、これが積み重なって体感速度が落ちていました。
Wi-Fi 6では**OFDMA(直交周波数分割多元接続)**という技術が導入されました。これは、電波の帯域を小さな「サブチャネル」に分割して、複数のデバイスに同時に割り当てられる仕組みです。先ほどのバスの例で言うと、「1台ずつ乗るバス」から「複数の人が同時に乗れるバス」に変わったイメージです。
スマートホームデバイスが増えている今、この「同時接続の効率化」はじわじわ効いてきます。
Wi-Fi 6が速くなる理由②:MU-MIMOの強化と「空間の使い方」
Wi-Fi 5の時点でも**MU-MIMO(マルチユーザー・マルチ入力多出力)**という技術が使われていました。これは複数のアンテナを使って、複数のデバイスに対して同時にデータを送る仕組みです。
ただ、Wi-Fi 5のMU-MIMOは「下り方向(ルーター→デバイス)のみ」対応でした。Wi-Fi 6では上り方向(デバイス→ルーター)にも対応し、さらに同時対応数が4台から8台に増えました。
リモートワーク中にビデオ会議をしながらファイルをアップロードする、といった「上りが重い」場面でも、Wi-Fi 6は安定しやすくなっています。私も在宅で仕事をしながらPythonのスクリプトをGitHubにプッシュする場面がよくあるのですが、以前より引っかかりが少なくなった実感があります。
Wi-Fi 6が速くなる理由③:BSS ColoringとTWT
もう少し踏み込んだ話も2つだけ紹介します。
BSS Coloringは、近隣のWi-Fiとの「混線」を減らす技術です。マンションなどで隣の部屋のWi-Fiと電波が干渉して速度が落ちる現象がありますが、BSS Coloringは「自分の電波」と「他人の電波」に色(識別情報)をつけることで、干渉を検知しやすくして影響を小さくします。
**TWT(ターゲット・ウェイク・タイム)**は、IoTデバイスのバッテリー消費を抑えるための仕組みです。ルーターとデバイスが「次はこの時間に通信しましょう」と事前に約束することで、デバイスが常にWi-Fiに張り付いていなくてもよくなります。スマートウォッチや温湿度センサーのような「ちょこちょこ通信するデバイス」のバッテリーが持ちやすくなります。
よくある質問
Q. Wi-Fi 6対応のルーターを買っても、スマホが対応していなければ意味がない?
A. Wi-Fi 6の恩恵を最大限受けるには、ルーターとデバイスの両方が対応している必要があります。ただ、Wi-Fi 6対応ルーターは古い規格とも後方互換性があります。つまり、Wi-Fi 5のスマホをWi-Fi 6ルーターに繋いでも使えますし、部分的な恩恵(接続の安定性向上など)は受けられます。完全買い替えでなくても、まずルーターだけ変えるという選択肢は十分ありです。
Q. Wi-Fi 6EとWi-Fi 6はどう違うの?どちらを選べばいい?
A. Wi-Fi 6Eは、従来の2.4GHz帯・5GHz帯に加えて、6GHz帯が使えるようになったバージョンです。6GHz帯は他の家電製品との干渉が少なく、混雑しにくいという利点があります。ただ、6GHz帯に対応したスマホやPCはまだ機種が限られています。コスパで選ぶなら今はWi-Fi 6が無難で、将来性を重視するならWi-Fi 6Eという判断になるかなと思います。
まとめ:Wi-Fi 6が速くなる理由を一言で言うと「効率化」
-
Wi-Fi 4→5→6と世代が上がるにつれ、最大通信速度だけでなく「同時接続の効率」も向上している
-
OFDMAにより、複数デバイスが同時にデータを送受信できるようになった
-
MU-MIMOが上り方向にも対応し、同時接続数も8台まで拡大された
-
BSS ColoringとTWTにより、混雑環境やIoT環境でも安定しやすくなった
-
Wi-Fi 6Eはさらに6GHz帯を追加した拡張版。デバイス側の対応状況を確認してから選ぶのがおすすめ
「速くなった」と一言で言っても、その裏には複数の仕組みの組み合わせがあります。自宅のデバイスが増えている方ほど、Wi-Fi 6への切り替えで「混雑が減る」体感があるはずです😊
通信技術って、調べれば調べるほど「こういう工夫があったのか」という発見があって面白いです。楽天モバイルに乗り換えてから通信に興味を持ち始めた私が言うので、間違いないと思います笑。
#PR
本記事にはアフィリエイト広告を含みます。当サイトのリンクを経由して商品・サービスへお申し込みいただいた場合、提携先企業から成果報酬を受け取ることがあります。 また、運営者は楽天グループに所属する社員であり、紹介プログラムを通じた報酬を受け取る場合があります。記事内容・評価は広告の有無にかかわらず、運営者の実体験と調査に基づき作成していますが、 上記の関係性をご理解のうえお読みください。詳しくは免責事項・アフィリエイト表記をご覧ください。
楽天モバイルの通信エリア・電波状況について気になることがある方は、公式の電波改善・調査依頼フォームからご相談いただけます。