こんにちは!「会議の議事録、毎回誰かが大変な思いをしていませんか?」
若手社会人日記です。
会議が終わったあと、「議事録まとめておいて」と言われるたびに憂鬱な気持ちになった経験はありませんか? 私はマーケティングの仕事をしているので、社内外の打ち合わせが週に何件もあります。議事録を手書きメモから起こす作業が地味に時間を食っていて、「これ、なんとかならないかな」とずっと思っていました。
そこで半年ほど前から、AIを使った議事録の自動化を本格的に試し始めました。使ったのはClaudeとChatGPT、それに録音・文字起こし系のツールをいくつか組み合わせる方法です。結論から言うと、「完全自動化」というよりは「半自動化+人間のひと手間」が現実的なラインだな、というのが正直な感想です。
今回は、実際に試してみてわかったことをできるだけ具体的に書いていきます。😊
AIが議事録を生成する仕組み、ざっくり整理
まず基本的な仕組みから整理しておきます。AIによる議事録の自動化には、大きく2つのステップがあります。
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①音声→テキスト(文字起こし):会議の録音データを、OpenAIのWhisperやGoogle Speech-to-Textなどの音声認識エンジンがテキストに変換します
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②テキスト→要約・整形(議事録化):変換されたテキストを、ClaudeやChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)が要約・構造化します
この2段階がセットになっているわけです。最近は「Notta」「tl;dv」「Otter.ai」のように、この2ステップを1つのサービスにまとめたツールも増えています。一方、私のようにPythonを少し触れる人であれば、WhisperのAPIと好みのLLMを自分でつなぐことも技術的には可能です。
重要なのは、①と②でそれぞれ「精度の壁」が存在するという点です。文字起こしがそもそもうまくいっていなければ、どんなに優秀なLLMでも正確な議事録は作れません。専門用語が多い会議ほど、この①の精度が課題になってきます。
実際に使い比べてみた:ツール別の正直な感想
私が試したのは主に3パターンです。
パターン1:オールインワン系ツール(Notta・tl;dv)
セットアップが楽で、ZoomやTeamsと連携できる点が便利でした。会議終了後すぐに議事録の草案がメールで届く体験は、最初に触れたときちょっと感動しました。ただ、社内の固有名詞やプロダクト名の誤変換が目立ちます。会議後に必ず読み直し・修正が必要なので、「完全自動化」とは言い切れないなと感じました。
パターン2:録音→WhisperでテキストへをPythonで処理→Claudeで要約
これが一番カスタマイズしやすかったです。プロンプトを自分で調整できるので、「決定事項・TODO・懸念点の3つに分けて箇条書き」といった出力フォーマットを固定できます。Pythonで自動化している、と書くと大げさに聞こえますが、やっていることは「録音ファイルをWhisper APIに投げてテキスト化し、そのテキストをClaudeのAPIに渡す」という流れをスクリプトにまとめただけです。非エンジニアでも調べながら書ける範囲でした。
パターン3:ChatGPTの音声入力機能をその場で使う
会議中にスマホのChatGPTアプリをそのまま使う方法も試しました。手軽さはあるのですが、複数人が話す会議には向きません。1on1や短い打ち合わせのメモ取りには使えると感じました。
社員視点で感じた「AIに任せていい部分」と「人が見る部分」
半年使ってみて、自分の中での棲み分けが固まってきました。
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AIに任せていい部分:発言の書き起こし、話題ごとのブロック分け、TODO候補の抽出、次回アジェンダの下書き
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人が確認すべき部分:固有名詞・数字の正確性、ニュアンスが重要な発言の解釈、「言ったか言わないか」が問われる合意事項の確認
特に数字と固有名詞は必ずダブルチェックしています。先日、社内の施策の予算額がまるごと別の数字に誤変換されていたことがあって、さすがにそのまま共有はできないな、と改めて思いました😅
私の感覚では、議事録にかかっていた時間が平均で6〜7割は削減できています。「ゼロから書く」という作業がなくなったことで、精神的な負荷が大きく下がりました。これが一番の実感です。
よくある質問
Q. 無料で使えるAI議事録ツールはありますか?
A. あります。Nottaには無料プランがあり、月に一定時間の文字起こしが可能です。またChatGPT(無料版)に音声入力で発言を流し込んで要約させる方法は、コストゼロで試せます。ただし無料プランは時間制限や保存機能の制限があるため、定例会議など継続的な利用には有料プランや自前のAPIが現実的です。Whisper APIは1分あたり約0.006ドルとかなり安価なので、自分でAPIを組む方法はコストパフォーマンスが高いです。
Q. 会議の録音・AI処理はセキュリティ的に大丈夫ですか?
A. これは職場のルールと使うツールによります。社外のSaaSツールに録音データをアップロードする場合、機密情報が含まれる会議では情報管理ポリシーとの兼ね合いを必ず確認してください。私が社内で使う際は、会議参加者に録音していることを冒頭で伝えた上で、機密度が高い打ち合わせにはAI処理を使わないようにしています。API利用の場合はデータの取り扱いポリシーをツールごとに確認するのが基本です。
まとめ
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AI議事録の自動化は「音声→テキスト」「テキスト→要約」の2段階で成り立っている
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オールインワンツールは手軽だが、固有名詞の誤変換は避けられないため読み直しは必須
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Whisper+LLMを自分でつなぐ方法は、出力フォーマットを自由にカスタマイズできる
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数字・固有名詞・合意事項の確認は人間が行う。「半自動化」の感覚が現実的
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議事録にかかる時間は6〜7割削減できた。時間よりも「ゼロから書くストレス」がなくなるのが大きい
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セキュリティポリシーとの兼ね合いを事前に確認してから使い始めるのが安全
議事録の自動化は、ツールを入れたら終わりではなく、自分の会議スタイルや職場環境に合わせて少しずつ調整していくものだと感じています。まず1つのツールを試してみて、「どこが楽になったか・どこが足りないか」を確かめるところから始めるのがおすすめです。
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