「楽天ドライブで不正アクセス」。
今日、このニュースが流れました。
「自分は関係あるの?」ってなりますよね。なります。
先に書いておくと、このサイトの運営者は楽天グループの従業員で、楽天モバイルの紹介リンクも使っています。
だからこそ、この記事では報道で確認できた事実だけを書きます。推測は推測だと分かるように書きます。
30秒でまとめ
- 楽天ドライブが、2026年10月6日に不正アクセスの発生を発表した
- 保存データが取得・閲覧されたのは1万5382アカウント
- アカウント名などの情報は687アカウント。そのうち313アカウントでは、暗号化されたパスワードも対象だった
- 原因は、システムの管理用アカウントの認証情報を不正に取得されたこととされている
- 対象のユーザーには、個別に通知するとされている
- 現時点で二次被害は確認されていない、としている
楽天ドライブとは
楽天ドライブは、楽天グループが提供するクラウドストレージサービスです。写真や文書などのデータを、インターネット上に保存しておけるサービスです。
ASCII.jpの報道には、機能や料金については書かれていません。
何が起きたのか(報道の内容)
ASCII.jpが、楽天ドライブの発表として伝えた内容です。
影響を受けたもの
| 情報 | 件数 | 期間・日付 |
|---|---|---|
| 保存データ(写真や文書など) | 1万5382アカウント | 2026年1月29日〜9月17日に取得・閲覧 |
| アカウント名、ディスプレイネーム、プロフィール画像のURL | 687アカウント | 8月27日に取得・閲覧 |
| 暗号化されたパスワードと、暗号化の際に加えた文字列 | 上記687のうち313アカウント | 同上 |
パスワードについて、楽天ドライブは、復元を困難にする処理が施されている、と説明しているとされています。
原因
システムの管理用アカウントの認証情報を不正に取得され、内部にアクセスされた、とされています。認証情報が漏れた経緯や手口は、書かれていません。
楽天側の対応
報道されている対応は、次のとおりです。
- 不正アクセスの経路を遮断し、監視体制を強化した
- アプリのダウンロードと、新規アカウントの発行を制限している
- 対象のユーザーには、個別に通知する
- 現時点では、二次被害は確認されていない
続報(2026年10月7日追記)
ケータイ Watchの報道(2026年10月6日17:42公開)で、次の内容が分かりました。
- 公表の主体は、楽天シンフォニー。「楽天ドライブ」の一部システムに、第三者による不正アクセスがあったと明らかにした
- 対象ユーザーへのメール等による通知と、関係当局への報告を進めている
- 二次被害は、現時点では確認されていない
- 7月にも、サービスを装った不審なプッシュ通知が確認され、支払い要求などに反応しないよう注意喚起していた
利用者への案内(報道されている内容)
- 対象者には、個別にメール等で連絡される
- 身に覚えのないログインやアカウントの異常、心当たりのない請求、脅迫的な連絡、なりすましとみられる接触があった場合は、開封や対応をせず、楽天ドライブの窓口か警察に相談するよう求めている
- 問い合わせ先は、Webの問い合わせフォームと、電話の臨時サポート窓口(0800-600-6600、年中無休9時〜17時)と報じられている
電話番号は報道の記載です。偽の連絡先に注意し、楽天ドライブの公式サイトに掲載されている番号かどうかを、確認してから連絡してください。
件数の書き方について
ASCII.jpは「687アカウントのうち313アカウントで、パスワード関連の情報も対象」と報じています。ケータイ Watchは、313アカウントを別の段落で書いていて、687に含まれるとは明記していません。数字そのものは、両方の報道で一致しています。
まだ書かれていないこと
報道の本文には、次の内容は書かれていません。
- 不正アクセスが発覚した時期(データの閲覧・取得が確認された期間は、1月29日〜9月17日と書かれている)
- 認証情報が漏れた経緯や、手口の詳細
- 監視の強化以外の、具体的な再発防止策
- 報告先の当局名
- アプリのダウンロード制限や、新規アカウントの発行制限の解除時期
- パスワードの変更の推奨や、その手順
詳しい内容は、楽天ドライブのサポートサイト(https://support.rakuten-drive.com/hc/ja)に掲載されている、「【重要】「楽天ドライブ」における不正アクセスの発生について」で確認してください。
私は、この公式ページ自体は確認できていません(外部からの取得が拒否されました)。この記事の内容は、ASCII.jpとケータイ Watchの報道に基づいています。
利用者が確認しておきたいこと
ここから先は、公式の案内ではなく、私の一般的なアドバイスです。
① 自分が楽天ドライブを使っていたか確認する
スマホのアプリ一覧や、保存していたデータを思い出してみてください。使った覚えがない人は、おそらく対象外ですが、確実なことは公式の案内で確認してください。
② 個別通知を装った「なりすまし」に注意する
対象のユーザーには個別に通知される、とされています。こういうタイミングは、公式を装ったメールやSMSが増えやすいです。
- メールやSMSのリンクから、IDやパスワードを入力しない
- 公式のアプリや、自分で開いた公式サイトから確認する
③ パスワードの使い回しを見直す
楽天ドライブと同じパスワードを、ほかのサービスでも使っていた場合は、変更しておくと安心です。二段階認証が使えるサービスは、有効にしておくのがおすすめです。
④ 保存していたデータの中身を把握する
重要な書類や個人情報を保存していたかどうかを、思い出しておきましょう。あとで通知が来たときに、何をすべきかの判断材料になります。
SNSで見かける別の情報について
同じ日に、SNSでは、別の情報漏えいの主張も話題になっています。
ただ、その主張は、私が確認した範囲では、真偽も漏えい元も分かっていません。今回の楽天ドライブの件と、混同しないようにしてください。 この記事では扱いません。
まとめ
- 2026年10月6日に、楽天ドライブが不正アクセスを発表した
- 保存データが取得・閲覧されたのは1万5382アカウント。アカウント情報は687アカウント(うち313アカウントは暗号化されたパスワードも対象)
- 原因は、管理用アカウントの認証情報の不正取得とされている。二次被害は、現時点で確認されていないとしている
- 発覚時期、手口の詳細、利用者への具体的な行動の案内は、報道の本文には書かれていない
- 詳細は公式の告知で確認する。なりすましのメール・SMSには注意する
情報が更新される可能性があります。公式の告知を、必ず確認してください。
出典:ASCII.jp、ケータイ Watch
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